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消化管の病気Q&A

食道がん

食道がんを手術で切除してもらいましたが、「治った」と考えてよいのでしょうか?

食道がんが「治る」ということは、体の中からがん細胞が無くなってしまうことです。手術で肉眼的には完全に切除しきれていても、画像検査で見えない微小な転移が手術時点で既に存在することがあります。これが芽を吹いて画像検査などで発見された時、「再発した」ことになります。つまり、再発とは「手術後しばらくして新しい病巣が出来る」のではなく、「既に手術時点で指摘不能な取り残しがあり、これが大きくなること」と言えます。再発する可能性を最終診断(Stage)(食道癌の進行度 4.進行度 参照)から予測することは可能です。食道がんの場合、再発される方の約90%が3年以内に再発を認めます。逆に言えば、3年を越えて再発がなければ、ある程度期待ができると言えます。また、5年を越えて再発が見つかるケースは極めて稀です。


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