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消化管の病気Q&A

直腸がん

直腸がんの手術の方法として腹腔鏡手術があると聞いたのですが、一体どんな手術なのでしょうか?今までの手術と何が違うのでしょうか?

「腹腔鏡」手術とは「開腹」手術に対する言葉です。従来、お腹を10-20cmほど「開腹」して手術を行っていたものを、お腹に5か所前後5-10mm程度の傷をつけ、そこから細いカメラや手術器具を挿入してカメラの画像を見ながら手術を行う方法です(ビデオ参照)。開腹手術とお腹のなかですること(直腸を切除すること)はほぼ同じですが、お腹に残るキズが小さいので、術後の疼痛が軽く、回復が早く、美容的にも優れています。腹腔鏡手術はここ数年で急速に広まっていますが、直腸がんに対するものは技術的に難しく、十分な経験と技量をもった施設での治療が望ましいとされています。京都大学消化管外科ではこの腹腔鏡手術に力を入れており患者さんにとってより優しく、丁寧な治療を提供できるよう努力しています。


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