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診療内容

早期胃がんとは

胃がんは胃の粘膜から発生し、発生してから初期の段階では粘膜内にとどまっていますが、大きくなるにしたがって次第に粘膜下層、筋層、漿膜下層へと達します。その先端部がどの深さまで達しているかを腫瘍の「深達度」と呼んでおり、下図のようにT1からT4bまでに分類されます。 がんが粘膜または粘膜下層にとどまっている状態はT1と分類され、転移の可能性が比較的少ないことがわかっていますので、この状態を早期胃がんと呼んでいます。早期胃がんかどうかは主に内視鏡検査(胃カメラ)、胃透視検査(バリウム検査)などによって診断されます。早期胃がんの中でも下図のMにあたるもの、すなわち腫瘍が粘膜にとどまっている場合には、その大きさやがん細胞の性質などから転移の可能性がほぼないと判断できることがあります。この場合には、手術ではなく胃カメラによる内視鏡的粘膜切除での治療が可能です。がんが粘膜下層に及んでいる場合(下図のSM)は、10~15%程度のリンパ節転移の可能性があることがわかっています。がんを確実に取りきるためには胃と周囲のリンパ節を切除する手術が必要ですが、からだにかける負担の少ない腹腔鏡手術を受けていただくことがほとんどの場合可能です。
早期がんは検診目的でうけた内視鏡検査で発見されることが多く、ほとんどのかたは無症状であったり、非常に軽い症状しかありません。胃がんはかなり大きくなっても、軽い胃炎のような症状しかでないことが多いので、早期に胃がんを発見するためには定期的な健康診断や人間ドックでの検査を受けることが必要です。

▲クリックすると拡大図が見られます

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